Q1　起業のきっかけは？

大学を中退して、すぐにフランチャイズのらーめん屋を始めましたが、35歳の時にそのビジネスをたたむことになり、その後人生初のサラリーマンを経験。 5年間フランチャイズ事業を展開する会社に従事しました。そして40歳の時に今の会社を設立し、らーめん業界で再チャレンジ。 設立当時は「成功させなければ」という想いが先行していたので、その時に何か良い商材がないかと探していたところ、 私の実家は福島で小さな味噌の醸造元をやっていましたので、味噌に行き着いたという感じです。

Q4　その上で、挑戦しつづけられる理由は何ですか？

難しい質問ですね。というのは、その時々で理由は変化するからです。例えば、有限会社トライを始めた当初は、３人いる娘をどうやって育てていくか、というのが原動力。そのあと、会社が軌道に乗ってくると、今度は従業員を食べさせていかなきゃいけない、というのが原動力になります。今は、会社としてみんなで「ここに向かっていくぞ」と一丸となって進んでいく姿が、私自身の行動の原動力になっています。

Q6　現在の事業のノウハウの基盤は何ですか？

フランチャイズ方式に関するノウハウは、大学を中退して始めたらーめん屋がフランチャイジーとしての仕事だったという点、 そして、その仕事を畳むことになって35歳から5年間お世話になったという会社が、まさにフランチャイザーだったことです。 20年間近くフランチャイズというものに関わり、良いところ、悪いところ、やり方等多くの事が蓄積されていき、今の基盤となっています。

Q8　ちば起業の魅力は何ですか？

大分の方と一緒にニューヨークから帰ってきたことがあるんです。 成田国際空港に13時半に到着して、14時半前には会社で業務を始めているんですが、大分の方は22時に家に到着したそうです。 そう考えると、ニューヨークから成田に帰ってくるのと同じ時間がかかる。 行くのにも同じだけタイムロスがあるとすると、丸々１日損していることになるんですよね。 千葉というのは海外に出るには非常に良い場所だと思いますね。