坂本龍馬に憧れて、起業を志す。 現代に生きる憂国の士が、 日本の課題を解決し世界へ打って出る。
【プロフィール】株式会社ドットライン 代表取締役兼グループCEO 垣本 祐作(かきもと ゆうさく)
1985年5月31日生。千葉市出身。医療福祉現場でのアルバイト、大手サラリーマン、ボートレーサー養成所、ニート、フリーランスなど、様々な時代をくぐり抜けてきた若き起業家。 日本初のボートレーサー試験予備校を創業し、ボートレーサー試験合格者の8割以上のシェアを獲得。 その後、マーケティング事業、教材販売事業をスタートし、現在では、「夢のまちプロジェクト®」として、 高齢者、障がい者(児)、子育ての支援事業で、千葉市にて25事業所以上展開中。企業グループ計7社を経営している。Q1 起業のきっかけは?
幼少期に仮面ライダーやアンパンマンなどの困った人を助ける“ヒーロー”に強い憧れを抱いていたのが起業の根源。 高校生時代に坂本龍馬を知り、日本を救った“ヒーロー”だと衝撃を受けました。 もし坂本龍馬が現代を生きていたとしたら、偉大な「起業家」になっていただろうと考え、起業を決意。 大学卒業後に大手企業に就職するも、即退職してニートに。 起業資金を貯めるため高収入のボートレーサー(競艇選手)試験を受験し、合格率2%の難関試験に一発合格。 その後、試験合格ノウハウをビジネス展開することで起業し、日本初のボートレーサー試験予備校を開校。 合格者の8割シェアを果たし、起業家としての第一歩を踏み出しました。Q2 起業時に一番苦労したことは?
苦労したことは大きく2点です。1点目は日本初で唯一のボートレーサー試験予備校を創業した時に、世の中になかったサービスということもあり、正しい認知に時間がかかりました。 現在は認知されていますが、最初は何だか良くわからない印象を持たれていました。2点目は、2015年頃に医療福祉事業をスタートして順調に拡大したのですが、従業員が100名を超えた頃から、従業員へのマネジメントに限界を感じました。それが転換期となり、組織学を徹底的に学び、試行錯誤を重ねて今は得意分野となりました。Q3 起業家・経営者と雇用される生き方の
違いや魅力は何ですか?
向き不向きがあると思います。どちらを取っても幸せになれるし、年収も高くできると思います。
ただ今の時代で一つ正解と言えることは、古い大企業とかでなく、優秀な経営者の下で働くこと又は、自分で起業することだけが安定することだと思います。
❶千葉市発!「夢のまちプロジェクト®」地域の〝命のインフラ〟創造プロジェクトとして高齢者や障害者(児)支援を行う。現在地域に25拠点以上展開。 ❷ドットライングループは20〜30代の若手社員を中心に70代まで幅広い年代が活躍。従業員数は2020年4月で250名を突破。
Q4 その上で、挑戦しつづけられる理由は何ですか?
挑戦し続ける理由は、単純に「やりたいから」の一言です。自分の気持ちに素直にい続けたいと思っています。 そこには、経営者としての社会への責任、従業員の生活、お客様の喜びも含まれます。 もちろん不安や重圧もありますが、それ以上に「やりたい」という気持ちが勝ち続けています。 自己実現欲求と社会的責任が入り混じった状態が原動力になっています。 死ぬまで起業家魂は持ち続け、やり続けます。Q5 現在実施されている事業の魅力は何ですか?
「日本がもう一度世界をリードする」というテーマが個人的なライフワークです。 かつての日本は世界から注目を受け、尊敬されていましたが、現状は停滞しています。 それを打開する手は、少子化と世界一の超高齢化社会である日本で、その問題を先んじて解決すれば、医療福祉で世界をリードできる。 最新テクノロジーで地域包括システムを日本が世界初に行うことが必須であり、その道に進んでいることが個人的に魅力だと感じています。Q6 現在の事業のノウハウの基盤は何ですか?
知識と経験です。知識は、「起業しよう」と思い始めた高校生の時から、紆余曲折あった中でニートをやった時期まで読んだ1,000冊ほどの本。 経験は、福祉事業を志して大学時にアルバイトや実習での高齢者・障がい者・児童等の支援の経験や、大企業での挫折、ボートレーサー予備校を認知させるためのマーケティング実践の経験です。Q7 地域とのつながりはありますか? その意義は何ですか?
『地域の「困った」を「ありがとう」に変える』という当社の経営スローガン言葉の通り、地域の「困った」に徹底的に耳を傾けています。 それらの地域課題をビジネスソリューションで解決の糸口を提供し「ありがとう」と言ってもらえるような企業でありたい、というのが私達です。 私自身、生まれも育ちも千葉市なので、色んな地域のつながりから多くの問題を耳にしますが、中でも最も大きな問題は、家族の命に関することであると考えています。 なので、まずはそこから解決していきます。Q8 ちば起業の魅力は何ですか?
まず、千葉市は100万人近い人口を抱える政令指定都市であり、マーケットも十分あるということ。 独自の文化形成しやすく、そして都内からの交通アクセスも良いということで、千葉で起業することをオススメしています。Q9 これから起業を考えている方にメッセージをお願いします。
早く起業してください(笑)。向き不向きがあると思うので、一回何かやってみて失敗したら、また戻れば良いかと思います。 今では借金をしなくてもできる事業もあるので、リスクは少なめに始めるのも良いかと思います。好きな漢字は?
「 夢 」 僕が生きる理由です。ニートになった時、 夢がないと生きている意味がないと痛感しました。影響を受けた本は?
「竜馬がゆく」 /司馬遼太郎 著 「坂の上の雲」 /司馬遼太郎 著オンとオフの切り替え方は?
ないです。オン、オフではなく、 常にニュートラルな状態です。千葉で注目している起業家、経営者は?
株式会社当直連携基盤 / 代表取締役 中尾亮太さん株式会社オニオン新聞社 / 代表取締役社長 山本寛さん
単純に能力が高いですし、発想力・想像力が豊かで未来を創れる人であると思います。