CHIBAビジコン2019ファイナリスト5組が決定しました。
CHIBAビジコンは本年度で5 回目を迎える、県内ニーズに対応した新たな発想・手法による千葉発の起業を応援するためのビジネスプラン・コンペティション。
千葉県の課題解決につながるビジネスプランの中から、2 次審査を突破したファイナリスト5組が幕張メッセの舞台で最終プレゼンテーションを行います。
審査員と来場者の投票により千葉県知事賞(ちば起業家大賞、優秀賞)が決定します。
この5組のファイナルプレゼンは2020年1月30日(木)のちば起業家大交流会in幕張メッセのレッドゾーンで!!
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菊地 史穂子
【ビジネスプラン名】
地域専業ママを活用したサポート型調理代行サービスSHAREPOT
【概要】
自身の妊娠出産をきっかけとして、子供を持つ女性の働き方・立場が「子供を預けて外で働くママ」と「自宅で子供を育てるママ」に大きく二分されてしまう現状に違和感を覚え、女性がどんなライフステージにおいてもそれぞれの働き方の選択を尊重し、相互に補い合って子育てと仕事を両立できる仕組みが作れないかと考えました。
当事業では、「ご利用者様と調理代行スタッフとで完成した料理をシェアする(分けあう)」という発想から、専業主婦(専業ママ)の就労に対するハードルを下げ、さらに、地域の育児経験者をスタッフとして雇用することで、単なる家事労働の軽減だけでなく、育児の体験談や地域の子育て情報をもシェアできるサポート型の調理代行を実現させました。
外で働くワーキングマザーの暮らしをサポートするのみならず、様々な事情で専業主婦として生活しつつも、働きたい・家庭以外のつながりが欲しいと考えている専業ママに働く機会を与えることが可能になるサービスであり、当事業を通じて、すべてのライフステージにある女性が、前向きにかつフレキシブルに自分らしい働き方を自らの意志で選択できる社会づくりの一端を担うことを目標としています。
ドクターメイト株式会社
青柳 直樹
【ビジネスプラン名】
介護事業所向けオンライン医療相談
【概要】
2000年に介護保険が開始されてから約20年が経とうとしています。
従来は「復帰」「自立」を前提に介護を考えられていましたが、介護サービス受給者の高齢化も進み、医療需要も高まっています。
介護領域における医療の役割は、従来は健康管理という面がありましたが、今では入居者は複数の疾患を抱え、総合的な医療の提供が求められるようになってきています。
増え続ける介護施設での多岐にわたる医療的な問題を、施設連携医のみで行うのはどうしても困難な部分が出てしまいます。
通院による介護施設スタッフの業務負担、入居者さんの身体負担もあるため、通院はなるべく減らしたいものの、地域によって専門医師へのアクセスのし易さも違い、一律には難しい面があります。
また、介護施設での看取りが求められるなか、施設連携医師への負担も以前と比べて多くなっています。
このように、従来と環境が変化している中で、多診療科の意見がケアに反映できる仕組みがあることで、より総合的な医療の提供、負担軽減が可能ではないかと考えます。
株式会社蜂蜜工房
井嶋 幸裕
【ビジネスプラン名】
日本初ミード専門ワイナリー
【概要】
ミードを事業として、展開するに辺り3つの段階を経て、お客様に価値を提供したいと考えています。
①千葉県の観光地としてのミード専門ワイナリー
日本初ミード専門ワイナリーの最初の事業は観光業とミックスした、蜂蜜の生産から、ミードの醸造を体験見学ができる観光施設を設立します。
施設を通して、お客様にミードの味・製造工程・ストーリー・弊社の思いを伝えていきます。
②恋人とのお酒ミード
世界最古のお酒ミードには、歴史故に様々なストーリーがあります。その中で、最もロマンチックなストーリーは、「ハネムーン」の語源になっているとだと思います。今ではハネムーンは新婚旅行の意味ですが、古代ゲルマン民族での新婚後ミードを飲む習慣が語源となっております。
恋人達には、バレンタインデー・ホワイトデー・クリスマス・誕生日・新婚旅行・結婚記念日等、2人で過ごしたいイベントがたくさんあります。そんな、2人の時間を甘く彩るお酒としてミードを文化として広げていきたいです。
③世界へのジャパニーズミード
ミードの発祥はヨーロッパだが日本ならではの花、例えば「桜」等の蜂蜜を使用することで、各国にミードを輸出していきたい。将来的には世界に誇れる、蜂蜜の品質・醸造技術を確立し、千葉の地から世界に送り出せるミードを造りたいです。
株式会社イノビオット
福田 紘也
【ビジネスプラン名】
自転車事故の
低減を目指す自転車安全サービス「さいくるサイン」
【概要】
自転車事故について、これまでの安全対策が功を奏し車道で起きる事故は減少傾向にありますが、歩道で起きる事故はほぼ横ばいで改善の兆しがありません。
特に、自転車側が加害者、歩行者側が被害者となる自転車対歩行者の事故は深刻で、加害者の多くが10代の子供、被害者の多くが65歳以上のシニアです。
この事故では、重傷もしくは死亡事故につながる可能性が高く、加害者の保護者に対して約1億円の損害賠償が請求された神戸市での判例など巨額の損害賠償が請求されることもあります。
本事業では、この自転車対歩行者の事故をはじめとした自転車事故の低減を目指します。
現在、既存事業として千葉県内13拠点に展開しているプログラミングスクールの生徒をはじめとした全国の小学生とその保護者に対して、自転車に対する安全と安心を提供していきます。
ひなたベイビー
江田 真穂
【ビジネスプラン名】
赤ちゃんのお仕事服「ひなたベイビースイム&ワークスーツ」
【概要】
私には1歳の娘がいます。
よく笑いよく食べる、とびきりかわいい赤ちゃんです。
しかし、私には悩みがありました。
それは、娘が夜なかなか寝てくれないことです。
そこで私は、娘と一緒に近所のベビースイミングに通い始めることにしました。
すると、効果はてきめん!
スイミングの後は「必ず」1時間眠ってくれるので、
次第にプール通いの頻度が増えて、週2日から週4日。
雨の日も風の日も、娘をベビーカーに乗せて行くようになりました。
それと同時に、ある不便を感じるようになりました。
それは、娘とプールに浸かった時の事です。
(例えそれが温水プールであっても)娘の唇がうっすら紫色になることに気づきました。
そして、混雑したロッカールームに滑りやすいプールサイド。
走りたがる娘を足に挟んで固定して、体に張り付く濡れた水着を着替えるのは、想像以上に大変でした。
「赤ちゃんに着脱させやすく、温かな水着があればいいのにな。」
「どうせなら、プールに行く前から着せておきたいな。」
「体はすぐに大きくなるけれど、なるべく長く着せたいな。」
ひなたベイビースイム&ワークスーツは、赤ちゃんに一番近い、ママの不便を解消するために開発をはじめました。