今年7月~10月に募集していた【CHIBAビジコン2020】において、2021年1月13日にファイナルプレゼンテーションに進む5組が決定しました!
プレゼンター1
エフエスラボ株式会社
佐藤 大吾氏
≪ビジネスプラン名≫
循環型農業とスマート農業技術を活⽤した⼟壌改良ソリューション
■事業概要■
千葉県は全国第5位の農産物産出量を誇っています。一方で、農地では化学肥料等を過剰使用することによる「土壌劣化」が社会問題化しています。私たちは、土壌劣化を食い止めるため「堆肥・活性剤・スマート農業」の3本矢で千葉の大地を元気にする価値を提供します。
■この事業で目指すこと■
近代農業は、効率化を求めるために化学肥料や農薬を使用し、安定的な栽培方法を確立していることをご存じだと思います。その一方で、農家の過度な化学肥料使用により、土地が痩せる、劣化するという現象が起こっていることをご存じでしょうか?
土壌劣化は、生育障害となる病害虫発生による収量低下、栄養成分の含有が少なくなるといった価値低下により、農家収益に大きな影響を及ぼします。
過度な化学肥料使用に頼らず、土壌が持つ力を最大限に引き上げるための循環型農業、さらにその作業工程効率化、生育状況の可視化を実現するスマート農業を組み合わせることで、安全かつ滋養豊かな農作物生育への寄与、さらに新規就農者へ豊かな土壌をバトンタッチするお手伝いができるのではないかと考え、この事業を始めました。
劣化した土地を再生し、「持続的農業」を持続するための土壌改良ソリューションに関し、皆様のご支援をいただけますようよろしくお願いいたします。
プレゼンター2
ペナシュール房総
青木 大成氏
≪ビジネスプラン名≫
南房総の自然が醸す房総半島のラム酒「ペナシュールBOSO」
■事業概要■
かつて南房総で行われていた、さとうきび栽培を復活してラム酒の製造を行います。
熟成に南房総の山々に群生するマテバシイの木を利用することや、さとうきびを資源として活用することで様々な地域課題に取り組みます。
■この事業で目指すこと■
事業名の「ペナシュール房総」はフランス語で房総半島の意。
世界の銘酒に生産地の名称を冠するものが多いこと、良質なラム酒の名産地がカリブ諸島のフランスの海外県であることに由来して名づけました。
「房総産のさとうきび」を搾り「古民家蒸留所」で醸造し「釜の蒸留器」を使って蒸留して「マテバシイの木」を利用して熟成する…まさしく房総の自然を詰め込んだ千葉県房総半島ブランドのラム酒を私たちは造ります。
またさとうきび生産や活用を通じて、耕作放棄地の再生、援農による交流人口の増加、牛の飼料とすることでの耕畜連携、搾りかすであるバガスの菌床を使ったキノコ栽培などを行うことで地域を連携しサスティナブルな事業を確立します。
いつしか房総半島発信のラム酒が世界を駆け巡り、世界中の酒場で「BOSOを一杯!」とオーダーしてもらえることが私たちの目標です。
プレゼンター3
ミレー株式会社
早川 世治氏
≪ビジネスプラン名≫
ラスト100mの物流課題を抜本的解決。再配達皆無、配送効率を10倍にします。宅配受取の最終形「置配スペース」事業
■事業概要■
宅配受け取りの最終形「置配スペース」事業
物流のラスト100m。その中でも、マンション内における商品受け取り方法に焦点を絞った提案です。
共働き世帯の時間不足、宅配ドライバーの再配達など、これら社会課題をこの事業で同時に解決します。
■この事業で目指すこと■
マンション内に「置配スペース」を設置することで、暮らしのあり方、習慣が大きく変わります。
ただ、便利にしただけではありません。そこに関係する人全員の労力を緩和できるよう、人にやさしくしました。
「経済合理性」と「暮らしのゆとり」が両立できることを証明するビジネスモデルです。
テクノロジーの発展により、便利さを手に入れることができるようになった反面、忙しさからは解放されないという矛盾があります。なぜか?
マイナーバージョンアップの連続で、抜本的改革に乏しいからだと思います。増築を繰り返した家の住み心地が良くないように、これまでの複雑さはテクノロジーで解決する前に、一度、シンプルにわかりやすくなるよう、整理、設計し直さないといけない。その後に、テクノロジーの出番があると思っています。
サービスが複雑であれば、開発プログラムも難儀を極めるであろうし、説明もプレゼンも難しくなるでありましょう。
「シンプルな世の中」。潜在的なニーズは、そこにあると思っています。忙しさから解放されない大元はここにあると思っています。
この事業プランは、テクノロジーの腕を競うことよりも、本質に重きを置いたものになります。複雑にならないよう、分岐も極力控えました。
世の中の一部でしかありませんが、世の中をシンプルにした一例となれるよう、世に問うてみたいのです。
プレゼンター4
一般社団法人障害者就労支援ネットワークP&P
奥岳 洋子氏
≪ビジネスプラン名≫
障害福祉の商社になる!障害者の収入をUPさせる事業
■事業概要■
「障がい者が作ったものは安くて当たり前」ではありません! 福祉事業所の強みを活した商品をプロデュースして生産品の価値を高めます。自分たちの生産品で利益を生むシステムを作ることで、就労支援の課題を解決します。
■この事業で目指すこと■
私は障がいや難病を抱える子どもたちが「なりたいものになれる自由な未来」を目指しています。
障がいや難病を抱えた子どもたちが、キラキラした瞳で自分の夢を語る未来を一緒に描ける「みんな」と出逢うために、CHIBAビジコンに挑戦することを決めました。
障がい福祉の仕事をはじめて間もない頃、特別支援学校の生徒に将来の夢を聞きました。「障がい者でもできる仕事がしたい」と答えられ、とても悲しい気持ちになりました。
彼らには職業を選択する自由がありません。
今回のビジネスプランは、この未来を実現するために大きな課題の1つである【障がい者の低収入】を解決する事業です。
「なりたいものになれる自由な未来」の第一歩です!この事業を成長させるには「みんなの力」が必要です。共に立ち上がり、声を上げてくれる障がいをもつ当事者の「みんな」。生きがいを持って働くための仕事を任せてくれる「みんな」。障がい者の可能性を信じて仕事を紹介してくれる「みんな」。
今、このメッセージを読んでくださっている「あなたの力」が未来を変えます。
「みんな」との出逢いを心から楽しみにしています。
みんなの力が未来を変える。
プレゼンター5
株式会社さつまいもの石田農園
石田 湧大氏
≪ビジネスプラン名≫
「⽇本一の、最⾼級の芋。」を⽣み出す技術が新たな市場を作る
■事業概要■
石田農園は、300年以上の歴史を持つ農家です。
苗の育苗から栽培、熟成、加工まで自社で行う高品質なさつまいもづくりを行なっています。
その熟成技術は、日本を代表する料理評論家や一流バイヤーからも高い評価を得ています。
家族と従業員の一生懸命な思いが最高品質のさつまいもを生み出し、あなたを虜にします。
■この事業で目指すこと■
さつまいもが甘くなるには収穫から120日以上時間を必要としますが
石田農園が独自に開発した熟成技術では、たったの40日。
甘いさつまいもが出回ることがない時期に、最高に美味しい状態にして
全国区で展開することで、千葉県産さつまいものイメージアップに貢献しています。
世の中には、甘いさつまいもが高く売れる市場がありません。
さつまいも農家の人たちが丹精込めて一生懸命作ったさつまいもは99%以上見た目と形で選別され、綺麗に作れば高く売れる仕組みになっています。
誰もなし得ないことに石田農園が挑戦し、美味いと評価をしてくれるお客様を世の中にたくさん増やしていくことが、千葉県産さつまいもの消費拡大へとつながっていきます。
以上5組が登壇する、2021年1月13日(水)開催のちば起業家大交流会でプレゼン動画を見て投票してください
詳しくはこちらから
https://online2020.i-hivechiba.com/